バイオマス発電Biomass power generation

未活用資源を燃料とした社会にやさしいバイオマス発電

2地点 約5万kW

バイオマス発電は、動植物などから生まれた生物資源(バイオマス)を「直接燃焼」や「ガス化して燃焼」することによって発電する仕組みです。未活用の資源を燃料として有効活用すれば、循環型社会の形成に貢献します。当社は5万kWのバイオマス発電所を運営し、地球環境に貢献しています。

シーエナジーのバイオマス発電の仕組み

バイオマス発電は、燃焼を行っても結果的に大気中のCO2の増加にはつながらない「カーボンニュートラル」という考え方に基づいた発電方法です。
シーエナジーが取り組むバイオマス発電は、建設廃材等由来の木質リサイクルチップとパーム椰子殻(PKS)などの木質燃料を燃焼させ高温高圧な蒸気を発生させることにより、タービンを回転させて発電する火力発電です。自然条件による影響を受けにくく、シーエナジーでは燃料を安定的に確保できる体制を整えているので、常時一定した発電が見込めます。

(左)パーム椰子殻(PKS) (右)建設廃材等由来の木質リサイクルチップ

パーム椰子殻とは

パーム(アブラヤシ)の実からパーム油を精製したあとに残った絞りカスで、種の殻を指します。粒径は5〜20mmほどで、水分含量が少なく発熱量が高いことから、バイオマス燃料として注目されています。