太陽光発電システムO&MについてFAQ
- O&M(オーアンドエム)って何ですか?
- 「オペレーション(運用)」と「メンテナンス(保守)」という意味です。これは、電気事業法に定められており、太陽光発電システムを安定して長期稼働させるためには、適切な運用と定期的な保守が求められます。
とりわけ規模が大きい産業用メガソーラーでは、自社で運用・保守を行うと大きな負担となるケースがあります。大規模な太陽光発電システムを保有している場合は、専門業者とO&M契約を結び、外部委託するのが一般的です。
- 日本全国に対応していますか?
- はい。是非一度ご相談ください。
- なぜ、太陽光発電設備の点検が義務化されたのですか?
- FIT制度により事業用の太陽光発電の導入は急速に拡大されました。一方で、不十分な設計施工・メンテナンスが原因のトラブルが増加していることからFIT法が改正され義務化されました。
- メンテナンスをしないとどうなりますか?
- 法的には、設置前の「適切なメンテナンスの計画」があるかという審査はもちろん、設置済みの太陽光発電システムにもメンテナンスの遵守が求められます。違反時には改善命令や認定取り消しになることもあります。
設備的には、太陽光発電設備の故障・不具合が発生し、電気事故にも繋がり兼ねません。適切な周期での点検をお勧めします。
- 特別高圧設備でもメンテナンス出来ますか?
- はい。弊社は中部電力グループとして、日頃から電力系統の特別高圧設備のメンテナンスを手掛けているため、実施可能です。
- フルメンテナンス契約はありますか?
- はい。保安規程に基づく点検はもちろんのこと、定期交換部品の取替や故障部品の取替などを含めたメンテナンス内容になります。詳細については是非一度ご相談ください。
- 遠隔監視システムを付けているから設備の点検については大丈夫だと思うのですが。
- 太陽光発電所を管理する上で遠隔監視システムは有効ではありますが、それだけでは十分ではありません。パネルの破損や架台の歪み、土砂流出など、現場に行って目視点検しなければ気づかないトラブルも多々あります。
- おおよその金額が知りたいのですが。
- 設置場所(地域)・形態(屋根/地上/水上)・機器の仕様(パネルの種類や設置場所)によって変わります。一度お問い合わせのうえ、ご確認ください。
- 施工した会社がつぶれてしまいました。それでもメンテナンスをお願いできますか?
- 事前に必要な情報をご提供いただければ、お見積りの上メンテナンス致します。また、施工会社から発電所の資料を引き継げていない場合、現地確認のうえ、ご対応させて頂きます。
- 点検で異常が発見されたらどうなりますか?
- 点検時に何らかの異常が発見された場合、その場で補修できる範囲の内容であれば、対応いたします。それ以外は改めて補修にかかる御見積書を提出し、ご了承いただいてからの対応となります。
ただし、フルメンテナンス契約にて御契約のお客様には、契約内にて補修させて頂きますので追加費用の負担は不要になります。
- 行政関係の書類作成に苦労しているが、代行できますか?
- 電気事故報告をはじめ、FIT法に基づく年報報告や変更認定申請など、様々な実績がございますので一度ご相談ください。
- もし電気事故が発生した場合の対応に不安があるけど・・
- 電気事故が発生した場合には、電気主任技術者、消防、保安監督部への連絡や電気事故報告書の作成など速やかに実施します。