甘酒水力発電所Introduction Results

発電所概要

甘酒水力発電所は、2019年1月に運転を開始した農業用水路を利用した水力発電所です。
発電所がある地点は、高落差・小水量であり、年間の水量変化も大きいため、小水量でも効率が落ちにくいペルトン水車を用いた発電機を採用しています。緩斜面においては管を埋設することで落石等からの保護を行っています。
また、急斜面には金網と植生を施して土砂崩れの防止を行っています。

所在地 長野県佐久市協和字甘酒
運用開始 2019年1月
最大出力 533kW
発電電力量 一般家庭 約800世帯分

導入設備・施設概要

  • 水車:ペルトン水車
  • 発電機:横軸三相誘導発電機
  • 最大水量:0.45m3/s
  • 有効落差:141.41m
  • 水源:立科1号幹線農水路

農業用水路を利用した発電

農業用水路の水を引き込み、その水を高低差のある傾斜面に設置した導水管を通して水圧を高め、その力を使って発電施設の水車を回すことにより発電します。